2006-12-02

NFL QB交代inデンバー

デンバーブロンコスのスターターQBがジェイク・プラマーから新人のジェイ・カトラーに交代する、シーズンも後半に入り上位チームはプレイオフを目指しての大事な時期にヘッドコーチのマイク・シャナハンは残りのシーズンを新人託すという賭けに出た。さて吉と出るか?

実はこのジェイク・プラマーは90年代後半あっしが一番好きなプレイヤーであったのでこの交代劇は若干複雑な思いである、彼のプレイに興味を持ったのは彼がアリゾナ・カージナルスで孤軍奮闘している姿を見たときである、それまでのアリゾナは長らくプレイオフから遠ざかり、対戦する各チームに言わせると確実に勝利を読める相手になり下がっていた。そんなチームにおいてオフェンスを指揮し不利な状況を一人で打開するプラマーは輝いていた。そしてそんなプラマーとアリゾナに光がさす、98年シーズン最終戦最後のドライブでフィールドゴール成功へ導き、80年代前半以来のプレイオフ進出を勝ち取ったのである、プレイオフ初戦も軽くひねられるだろうとの予想に反しダラス・カウボーイズ相手に勝利したのである。

ではプラマーってどんなに素晴らしい選手かって紹介しようとしてもえらそうに語れるスタッツは残っていない、一シーズンではいいスタッツが残っていることもあるがキャリアでいうとまーまーかなっていうのが誰が見ても持つ感想なのではないか、でもその中には弱小チームならではの追いつかなければならない状況の中で明らかにわかるパスシチュエーションで投じたインターセプトも多く含まれることで弁護しておきたい、そしてそんな状況で逆転劇を演出するプラマーがあっしを魅了していたのだ。

そんなプラマーは昨年キャリア最大のチャンスを迎えていた、スーパーボウルを制覇する可能性が高まっていたのだ、昨シーズンデンバーはホーム無敗でプレイオフへ突入、カンファレンスチャンピオンシップでピッツバーグをホームに迎えたのだ、マイルハイの期待は最高潮に達していたが、結果は34-17にて惨敗、プラマーもいいところなくスーパーボウル進出を賭けた試合でシーズンホーム初黒星を喫したのである。

さて今シーズン大物QBの交代劇はダラスのブレッドソーに続きプラマーで二人目と記憶してるがプラマーに再度はあるのか、多分ヘルシーな彼がスターターをはずれるのはキャリアで始めてだと思うが是非レベルアップして復帰してもらいたいものだ。

2 Comments:

At 12/04/2006 1:04 午前, Blogger bmb said...

最近帰国したせいもあってキャッチアップにもたついてます。

デンバーはそれでもプレイオフにいけそうでしょうか?NEファンとしては(以下小声)負けがこんで行けないといいんだけどなぁ。。。。

 
At 12/05/2006 3:25 午前, Blogger 全裸の会 会長 said...

ルーキーQBの初先発とはいえターンオーバーしまくり、でもシアトルもオフェンスが機能しない、普通なら勝ちをいただけるような試合を落としたデンバーはプレイオフ無理と思います。デンバーのヘッドコーチのコメントからして来週も引き続きカトラー君先発すると思いますがタフなAFC西で生き残れるとは思えません。

ほいでパッツファンが何を弱気なことを、コルツが負けてひょっとするとトップシードもわずかながら可能性でてきたんですから強気でGOでしょう。 どちみちプレイオフで対戦するにしてもワイルドカードとはホームで戦うんですから^^シーズン序盤と違ってプレイオフでのニューイングランド地方はビジターに厳しすぎますよ。

 

コメントを投稿

<< Home