保険不払いの特集を見て
今日何気なくテレビを見ていたら第3分野商品の不払い問題をクローズアップ現代なる番組が取り上げていた、全く関係の無い業界なら無責任に通り過ぎることも可能だが、自分が身を置く業界については書いておくべきかと思った。保険業界も自由化がすすみほぼ全ての商品を取り扱っている、勿論あっしも同様である、そんな中、損保大手の第3分野商品、主には医療保険であろうが不払いが各社数百件から千件に達する会社もあるという、恐ろしいことである。
各社の言い訳は情けないものばかりだ、支払いにいたる審査部門の勉強不足、対応力不足、etc。
会社は売る側にプロとなることを求めてきた、知識、スキル、ノウハウ、顧客開拓、でもそれを指導する側の言い訳が勉強不足ではあまりにもふざけたお話である。
実はここ数年の消費者保護はすさまじく、ある意味行き過ぎかなとも思っていたのである、でもこんな不払いなどという対応をする会社がある限り保護はすべきなんだなと改めて思った次第である。
である会社に入った金融監督庁の担当者曰く、商品が変化していくならそれに合わせて体制を拡充しない会社は容赦しない、社内での判断ではすまされない、専門家の意見を拝聴し有責と推定されるものは有責であり払うべきものとして払いなさい。
うむ、そうでなければ! いざの時、万が一の時に役に立たない保険なんてなんの意味があるのか、少なくともそんな悲しい思いは自分のお客様にはさせない。
4 Comments:
やっぱりプロがプロの仕事をするってのが当たり前なんですが、まだまだ甘っちょろいことをぬかす輩も多いですね。みんな会長のように信念持ってやってくれていれば、こんなお間抜けな話にはならんと思うんですけど。ちなみにおいらの信念は、「ともかく寝る」です。
支払いまでをきっちり仕事として完結できればこんなことはめったに起こる事ではないと思います、売りっぱなしで退職される方が余りにも多く、お客さんにとって一番大事な支払いの場面で案内人が誰なのかわからない、これは契約者にとってもある意味悲劇です。
この前保険金詐欺のニュース見ましたよ。
わざと車ぶつけて、するとどこからか若い男がいかにも車にいたかのように肩を痛そうに抑えてた。それで保険金を騙し取るんだそうです。
日本の取り込み詐欺といい、なんでみんなまじめに働かないんだろうと思います。
女王様・・・保険金詐欺は残念ながら無くなることはないと思いますね、ただとんでもないものは必ず抑止できるようにはしないといけません、でないとその分も含めて保険料に上乗せされちまうし結局割を食うのは消費者なんですから。
ひろこさん・・・>代わりの相談相手がいる仕組みが欲しいデス。
やっぱりそれを担うべきは販売した担当者です、契約から支払いまで、特に生命保険なんかはそこまで至る過程が長いがそれをまっとうしてこそご安心していただけるのではないでしょうか? 保険はあるが不安なんてのはあってはいけないのです!! 販売した担当者が高齢者の場合はそれをきっちり引き継ぐ仕組みが絶対に販売側に必要です。
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