夢と消えたハリウッドデビュー
ブラックレインという映画を覚えていらっしゃるでしょうか? 今から約20年前に関西で撮影を行い公開された映画である、出演した俳優はマイケル・ダグラス、高倉健、松田優作、アンディー・ガルシア、当時ガルシアを理解していたかははっきりしないが前述の三人は間違いなく認識できる方々であった、その映画にひょっとするとあっしも出演??するかもしれなかったお話が今日の本題である。当時あっしは23~24歳、会社の寮に住んでいた、住所は京都の嵐山に近い嵯峨野である、こう書けばみなさんには多分「いいとこに住んでいたんですね~」などという感想を持たれるんではないかと思う、なぜならその頃知り合う女性という女性(京都市右京区にあんまり詳しくない方)が嵐山付近居住などと聞くと必ず「いいとこに住んでますね~」と言った後に必ず「行ってみた~い」とほざかれていたからだ、ただそこはただ~~のぼろい、いやひどい、ひどすぎる環境の寮であった、とても彼女なる方々をご招待いたすようなところではなかった。いいところといえば管理が甘い、騒いでも文句が出ないくらいではなかったかと今振り返ると思う次第である。
管理が甘いというのもそんなぼろ~いところにも夜も明けぬうちからおじゃまするとそのぼろさやひどさが際立たないこともあって夜な夜な女性陣をご招待する輩は必ず出没するのである、当然会社の寮であるから女人禁制ではあるのだが(寮を管理するのは寮母さん一人だがこの女性はあえて除外するが)。
又、会社の寮とはいっても部長だの次長だの肩書き付の人が転勤により一時期寮に滞在する事もあったりはした、住むマンションなりが決まるまでの数日か数週間かではあるが。
ある週末、あっしの同期Yが祇園界隈でゲットした女性を自分の部屋へ招待した、夜遅くなれば眠くもなる、二人は明け方眠りについた、数時間後その同期Yが女性からする必要のないご丁寧な行動のご報告を受けたのである。
「トイレに行ったら寮のおじさんがいたので挨拶しておいたよ^^」と
同期Yは眠気に襲われつつその回らない頭で考えた、「ん?ここに寮のおじさんはいないぞ、ん?」しかしそこまでで睡魔に勝てず夢の中へ逆戻りしたそうだ。
翌週なぜかあっしが麻雀好きの総務の次長に呼ばれた、次長若干起こり気味に「週末に女連れ込んだ奴がいるだろう、誰だ?」 事の顛末を聞いてはいたが誰だ?と聞いている時点で勝負あり、すっとぼけるに終始し前回の麻雀での支払いを求めると今度は次長が話を濁し始めたところで追及の手は全く伸びなくなった。
考えてみれば挨拶された時点で転勤してきた部長がはっきりしかるなりなんなりしとけばいいものを総務にご注進とはいただけない、その後部長は若手男性社員から仕事上で協力を得られなかったのはこれが影響していたのかも。
つまりそんな寮に住んであっしは酒を飲んでいたのである。
で~~~続きは次回に
4 Comments:
私だって嵐山と聞けば「行ってみた~い」と言います。京都って女性には憧れの町ではないですか。会長さん、しっかりそれを武器にたくさん遊んだんでしょう~^^
会長さん話してくれてありがとうございます!
これからどんな展開になるかすごく楽しみ♪
京都に住んでみていかがでしたか?
このコメントはブログの管理者によって削除されました。
女王様・・昔遊んだとか、無茶しましたとかいうのはそれぞれ皆さんがお持ちの基準からしてどうだったかがポイントではないかなと思います、例えばA君が遊んでるという方もいれば、そんな遊んで無いでと言う方もおられる、つまり非常に曖昧なものだと思います。 でもあえて自分の過去を語るに遊んではいませんでしたよ^^
るーちゃんごめんね~^^・・あんまり期待されると困るんですがねwww
京都の街は素晴らしかったですね、それまでも好きであった歴史をより勉強するきっかけになりましたね、ただ根っからの京都人はやはり閉鎖的でとっつきにくい印象ですね、大阪や神戸界隈とは違うものがありますね。
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