夢と消えたハリウッドデビューⅡ
そんな寮で酒を飲んでいたのである、酒を飲む事が日々の日課のようでもあった、そして騒ぐ、何がそんなに面白かったのか何を語りわめいていたのかはほとんど覚えていない(かろうじて覚えていることもいずれお話したいと思う)、つまりろくでもないことばかり話していたのだろうと思う。当時世間で言われる普通の会社の寮といえば鉄筋か鉄骨で各部屋のプレイベートは守られ、大きな食堂、リラックスできるためのスペース、大浴場、こじゃれた中庭等等バブルの恩恵を受けし近代的な設備が当たり前の時代であったが、我が嵯峨野寮はただの木造築数十年のおんぼろ、ついでにわけのわからん虫までわいて体中が痒くてたまらんなんてこともあった、ただ前述したように管理が甘く、騒いでも苦情無しがいけてる唯一の点であった、ある意味不思議ではあったが本当に苦情無しだったのである。
ある日あっしの部屋で同期のU(前述の同期はY君です),後輩のHとともに酒を飲んでいた、この同期のU君は酒が非常に強い、日々「今日は寝かせないからな~」と酒を飲み始めるのだが決まってあっしの方が先に酔いつぶれてしまうのであった、しかしその日は調子が良かった3人ともひとしきり飲んでいたのに「このままじゃ~おもろないな」と誰が言ったかは覚えていないがそれをきっかけに飲みに行く話しになってしまった、しかも女の子を調達することも含まれていた、なら京都より大阪に出るかなんてことになり、U君が買ったばっかりのシルビアでミナミへなだれ込んだのである。ミナミへ到着した時には日付は変わっていたと思う。
ひっかけ橋なる俗称をみなさんはご存知だろうか? 知るわけ無いな^^ミナミへ女の子を求めてやってくる野郎達が一度は立って女の子に声をかけるところそれがひっかけ橋なのである、ある程度長じてからはストリートにてナンパという行動はしなくなったが当時はまだまだ時と場所を選ばず”いざ、鎌倉へ”よろしく臨戦態勢はすぐに整えられたのである。
ひっかけ橋にやってくるといつもと様子が違った、なぜかパトカーが数台止まっていたのである、人並みの様子も少し違っていた。
で~次回に続く でそのひっかけ橋の写真があるかもしれないので探してみます、あったらのせときます。
3 Comments:
ここってもしかして昔女友達と遊びに行って声かけられたかも。
大阪には相当行ってないです。写真あると楽しいですね。
おもしろ~~~~い。 それで、それでどうなったの?
女王様・・声掛けられたことがあるならばかなりの確率でここですww
ボネット姫・・楽しんでいただけて光栄でございます^^
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