2006-12-29

ついでに思い出した話Ⅱ

いよいよ同期U君に罪滅ぼしをする日がやってきた、だがである、あっしの中で罪滅ぼしという気持ちだけであったと言えば嘘になる、過去にも書いたとおりあっしは当時ただの面食いの男であった、当然そこから派生する紹介などにもそれを求めていたのである、やらしい話が自分から紹介された女の子がひどかったやぶさかったなどと自分の中で許されないことでもあったのだ。

少し話を戻すが、その為この日が来る前にその日紹介する女の子を実は事前に確認していたのだ、当時あっしの3期上の先輩Iに「女の子を紹介しますわ」と言って連れ出しあっしの彼女と同期U君に紹介する予定の女の子を待機させていたのだ、当然先輩の奢りで、ここでひょっとしてその先輩Iのことを気に入ってしまったらなどという不測の事態がおきないことは保障済みの先輩を連れていったことは言うまでもないことだ。

そして同期U君に紹介する日がやってきた、ん?その子はどうだったかって? うん十分に合格でありました、ただ先輩Iがいたく気に入ってしまいそれをあしらうのには若干手を焼きましたが。

当日は自信を持って望んでいたあっしなので、当然ある程度の情報は同期U君に流していたこともあり、昼過ぎから車でドライブに出かけ夕食を共にする予定でいた。 行く先は琵琶湖から比叡山へ、そして散策などを軽くいれながら二人きりにする念の入れよう。ただ同期U君には夕食まではなんの確認も入れなかった、前回とは違って話しの弾み方が全く異なっていたからだ。

で、夕食は左京区白川通り沿いにあるOLD NEW、ある程度食事の終わりが見え始めた頃同期U君をトイレに誘った、「今日のあの子はどうや?」の問いに「今日の紹介は最高やな」等等の賛辞が続いた、あっしの満足度も120%を超えていた。

で「これからどうしたい?」の問いに「あの子は京阪で自宅に帰るらしいから俺送っていきたいし、頼むから京阪三条で降ろすような方向に持っていってくれ」とのお言葉、勿論承知!

そして二人を京阪三条に降ろし、あっしは彼女と二人で遊びに行ったのである。



その翌日の夜、あっしの彼女から電話がかかってきた。

で続きは次回へ