2007-01-04

NFL カンザスシティー@インディアナ 与太話

チーフスのプレイオフ進出は奇跡的であった、レギュラーシーズン最終週自身の勝利は絶対条件であり、かつ多くの条件を満たさないとワイルドカードを手にすることはできなかったのだ、その条件とはシンシナティとテネシーそしてデンバーの敗戦である。 こんなに多くの条件をすべて満たしてのワイルドカードなんざま~~見ることないよ^^ 

でもそのチーフスが前回プレイオフに出たときはたしか地元アローヘッドでコルツに負けてるはずです、その時も点の取り合い、まさに殴り合いだったと思うが、その時のマニングの出来はあまりにもすごすぎたのである。  チーフス側のダンテ・ホールのリターンタッチダウンなんかが飛び出しチーフスいけるかなと思ったのもつかの間コルツに点数を重ねられたと記憶している。 ちなみにチーフスはコルツのホームRCAドームで勝ったことはない、そのコルツの本拠地も若干問題はあるが。 もひとつちなみにチーフスがプレイオフで勝利したのはかの名QBジョー・モンタナが先発した時まで遡らなければならない。

チーフスのQBはトレント・グリーン、あっしの好きなQBであります、ロングパスを多用し時に決めますw今シーズン開幕戦だったか?脳震盪で負傷退場しシーズン中盤に復帰を果たしてからはそんなに成績は良くないが、彼の負傷で思い出すのは99年シーズンのセントルイス・ラムズ時代である、グリーンが負傷し代わりにカート・ワーナー(現アリゾナQB)が先発の座を手にしスーパーボウルチャンピオンになったのである、そのワーナーはNFLヨーロッパやアリーナフットボールでの下積みが長く、スーパーのレジ打ちなんかで時給数ドルで働きながらNFLの夢を捨てず最後にはスーパー制覇の頂点まで駆け上がった、まさにアメリカンドリームだったのだ、そのワーナ-は障害児の子供を持つ奥さんと結婚、勝利するとスタンドにいる奥さんとキスを交わすシーンは忘れられないものである。

つまりグリーンが負傷したシーズンはスーパーボウル制覇と縁起をむりやりかついでみるのも一興かとwでもかれ自身はプレイオフ未勝利ではあるが^^

マニングがNFLで活躍し始めた頃恐らく上記のセントルイス・ラムズがスーパー制覇したシーズンのデヴィジョナルプレイオフでコルツはラムズがスーパーで対戦したテネシーにたしか負けたと思う、その試合でマニングは最後のドライヴで同点か逆転かのフィールドゴールを狙える位置にまでこぎつけたのだがキッカーがフィールドゴールを失敗し敗戦したんではなかったか、そういったキッキングにおける不安は今シーズンはないであろう、ニューイングランド・ペイトリオッツで数々のクラッチキックを成功させてきたキッカー アダム・ヴィナティエリがいるのだから。

コルツのQBマニングは古き時代のQB像を今に体現している、その昔QBはひとたびフィールドに立てばまさにオフェンスを指揮していた、ハドルの中でプレイを選択し実行するのである。 今のNFLは役割が厳密に分業化されてQBはヘルメットの中にあるヘッドホンでコーチから選択されたプレイをハドルで伝えるメッセンジャーであり実行者である。 
コーチが決めたプレイをQBが読まれていると判断すればプレイを変更するのをよく見かける、オーディブルだ、それをやりまくり、時にコーチの指示を無視するのがマニングなのである、こんなQBは久しく出ていない、かつて90年代前半バッファロー・ビルズでチームを4年連続でスーパーへ導いたジム・ケリー以来ではないか。

当然コルツのヘッドコーチ トニー・ダンジーはコーチとしての威信を傷つけられ、むかついてることだろう、普通ならコーチとQBのどっちかがチームを離れるってのが見れそうなものだがこの二人は今だ共存している、ある意味不思議である。

2 Comments:

At 1/04/2007 12:25 午後, Blogger bmb said...

ふむふむと読んで最後の締めで悲しくなりました。あ~ん(ノД`)

 
At 1/05/2007 4:00 午前, Blogger 全裸の会 会長 said...

女王様・・ヴィナティエリはスーパーウェポンです、これ入れたらスーパー制覇、これはずしたらシーズンエンドなんてとこで決めれる奴はやっぱりすごいと思います。

かつてミネソタで大ベテランキッカーのゲイリー・アンダーソン?だったと思うんですが、シーズンパーフェクトできてたのにアトランタとのチャンピオンシップでスコーーンとはずしてましたから。 で結果負け。ミネソタ最強と思われていたのに残念やな~っと思ってました。

 

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