気に入られてしまう罪
人に気に入られるってことは悪いことじゃない、どちらかというといいことのほうに思える、事実この言葉をマイナスイメージで捉える人は少ない。 あっしのように営業しモノあるいはサービスあるいは金融商品なんかを販売するセールスという仕事には必要不可欠なのではないか、最初の段階で印象が悪かったり生理的に嫌われては元も子もない。しかし、時にあっしはこの気に入られるという上で言う必要不可欠な能力を何気に自分が身につけていることを嫌悪する時がある。 それはどんな時かと言うと風呂に入っているときと決まっているのである。
あっしには多くの叔父さんがいる、親父は7人兄弟、おふくろは3人兄弟なのである、そのうちおじさんは7人もいる、今も全員健在である、そしてそのおじさんたちのうち6人は妙にフレンドリーなのである、あえて悪い言い方をすると遠慮なきずうずうしさを発揮する叔父さん連中なのだ。 だから時にあっしに注意すべき言動があるなと思えた時は口は悪くなる酒が入るとなおさらだ、そして彼らはまずいことに酒癖も悪い、しかも飲み始めると止まらない。 あっしの親父は高知県出身だ、こういうと多くの人はイメージで酒が強いと思うのだ、強いことはある程度はかまわないと思う、でも酒に飲まれるのにやたらというかまさにアホみたいに強いのはいかがと思う。 あっしも今まで生きてきて友人、同僚と飲んでいると酒は強いほうだと思う、そんなわたしでさえ叔父さん連中との飲み会はいつ終わるとも無く続くので恐怖なのである。
さてそれから逃れるにはどうすればよいのか? 決して相手を怒らさず、気分良くさせてこっちは少しずつ飲むのである、そうそういう場面での処世術が自然と身についてきたのである、勿論ガキの頃からである、ガキの頃から酒席で杯をあおり、頭を働かせていちゃもんつけられないようにしてきたのである。 ならば普通に相手がいい気分になるような話の持って行き方を完璧にマスターしたのである。
で続きは次回に
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