2007-01-06

NFL NYG@フィラデルフィア

ワイルカードプレイオフ最後はNY・ジャイアンツ@フィラデルフィア・イーグルスである、今シーズン中盤まででかなりの人がイーグルスの今シーズンは終わったと思っていたのではないか、一方ジャイアンツはかる~くNFC東地区優勝するのではとも思っていたのではないか。

シーズン途中イーグルスはスターQBドノヴァン・マクナヴを失いデトロイトからやってきたベテランQBジェフ・ガルシアに賭けた、これがサプライズであった、オフェンスは好調を取り戻し、それにもましてディフェンスは機能してきたのだ。 古豪がそろう東地区を逆転優勝したのだ、一方ジャイアンツのQBイーライ・マニングはシーズンを通してフィールドに立ち続けたがある意味立っていただけであった、最終週でなんとかワイルドカードに滑り込めたのも今シーズンで引退を表明しているRBティキ・バーバーの大活躍があったればこそである。

マニングが唯一褒められる点は対イーグルス戦は良い成績を残していることだ。ただしサードダウンシチュエーションでオフェンスにファーストダウンをもたらす能力はイーグルスのガルシアに比べてきわめて低い、ファーストダウンを獲得できないことは敵に攻撃権が移ること、点を取られるリスクが増大するのは言うまでも無い。

マニングとって良いクォーターバッキングをする為には怪我しているTEジェレミー・ショッキーが出てくるのは最低条件だろう、まず出てくると思うが、イーグルスディフェンスはティキ・バーバーをまず止めにくるだろうが100ヤードのランをやってもらうことだ。

   

今NFCで一番勢いがあるのはイーグルスではないか、それに相対するジャイアンツのシーズン後半のもたつきはあまりにも印象が悪い、ジャイアンツはタレント揃いではあるが不安が多すぎる。 昨年もホームでのワイルドカードプレイオフでカロライナになんと完封されてしまう屈辱を味わっている。 今回敗戦するとひょっとして兄弟そろってプレイオフは弱いなんてイメージが定着してしまうかもしれない。

イーグルスの勝利は固いとふんでいるあっしです。