2007-04-01

久しぶりの電話Ⅱ

トゥクトゥクの運転手の名前はダン、あっしよりもおっさんである、その日は3時にそごうで現地で働く日本人と待ち合わせをしていたのを旅行記見て思い出した、その人と以前から面識があるわけではない、ある仕事の件で確認したいことがあったのだ、ラオス在住の中国人から紹介されたのだ。

とにかく3時までは観光へ言ってくれるようダンに頼んだ。 まずはおきまりのように派手な寺院へ、中へ入ると親しげに話しかける男が一人、名前はロバートらしい、昔日本でボクシングの試合に行っただの、仕事でミキモトと取引してるだの、日本人の友達が多いだのがんがん話しまくってくる、終いにはカンボジアの女性が踊っている良い店があるから一緒に行かないか?と誘われる、3時までは暇なのでというと、じゃ~行こうってことになった、その店に行く前に店に商品を取りに行きたいから寄ってもいいか?と聞くのでいいよと軽く返事、ごくごく普通のジュエリーショップへ移動した、で誘われるままに一緒に中へ、そして店の奥へ、ロバート君は商品を受け取り物を確認、あっしはというとお茶を出されてVIP待遇でショーケースの中の商品を勧められ始める、ロバート君は知らんふりで自分の商品を確認している、細かい傷がないか、でもなんと肉眼で確認中w ふ~んぐるやなとここで気がついた、店のオーナーがあっしに20万前後の商品をやたら勧める、ちなみにこのときのあっしのかっこはよれたポロシャツに汚いジーンズ、まさにこの店に一番そぐわない奴、それがあっしである。

オーナーとおばさんが入れ替わり立ち代り商品売りつけ攻撃をかける、あっしはへ~~などと言いながらいらん、必要ないを連発、しまいには顧客リスト出してきた、見れば名前は日本人ばかり、サインを見るとたしかに日本人が書いたお名前の連続であった。 ジュエリーを見分ける能力でもありゃ~判断できるが残念ながらあっしにはその方面の知識はゼロ、つまりOKの出しようが無い。

多分30~40分そんなことやってるうちにロバートが出ていこうとしたので、ちょっと待て、いい店に連れて行くんやろ、ここにいとけ!って言うと用事があるの思い出したなどと訳のわからん言い訳して消えていった。 店の主人もいいものがわからない日本人だな~などとほざくので、最初っからそう言うとるやないかと捨て台詞で店を出た。

続きは次回へ

2 Comments:

At 4/04/2007 4:43 午前, Blogger bmb said...

あんまり時間がたってからの続編だったのでまた最初から読んでしまいました。

向こうもあの手この手で日本人をだまそうとしてるんですね。でもカンボジアの女性に釣られる会長さんがいけないんですw

 
At 4/05/2007 1:23 午前, Blogger 全裸の会 会長 said...

>でもカンボジアの女性に釣られる会長さんがいけないんですw
 
女王様、ロバートの話はほとんど嘘、か嘘っぽかったんです、でもねーカンボジア女性はきれいだよ~~っていう奴の目は真実でした、うん、間違いない!!

 

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